加来耕三
著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

旧千円札の伊藤博文は実力者に取り入って大出世を遂げた

公開日: 更新日:

 5年後の令和6(2024)年に、お札が一新されることが発表されました。思い出すのは、伊藤博文。現在の千円札の2代前は伊藤でした。

 彼が初代内閣総理大臣であったのは、ご存知のとおり。他人に取り入る才能があり、出世欲が旺盛であったため、首相の座に上り詰めることができた、といえます。

 伊藤は長州藩の貧農の家に生まれました。公式の氏姓も与えられず周囲は彼を「利助」と呼んでいます。伊藤姓になったのは安政元(1854)年、彼の父が伊藤家の養子におさまったからで、このとき利助から「俊輔」へと改名しました。

 伊藤が栄達したきっかけは、17歳で吉田松陰の松下村塾に出入りしたこと。松陰という天下の英才に、「君には周旋家の才がある」と持ち上げられて舞い上がり、以後、実力者に取り入る才能を発揮します。

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