三枝成彰
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三枝成彰作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。

多様性の時代 政治に対して自分の考えを持つ訓練の重要性

公開日: 更新日:

 JR札幌駅前で、安倍さんの街頭演説にヤジを飛ばした市民が、警察に取り押さえられて排除されたそうだ。「安倍やめろ、帰れ」と連呼した男性と、「増税反対」と叫んだ女性が、制服と私服の警官に取り囲まれて腕や服を掴まれ、後ろに移動させられたという。安倍さんサイドが指示したのか、それとも北海道警の忖度なのか、いずれにしろ暴れてもいない丸腰の相手に力を行使するのは異常だ。

 そもそも日本では、権力に反対の声を上げる人が極端に少ない。たとえ安倍政権のやり方に違和感を覚えたり、嫌悪感を持ったとしても、口には出さないのが普通だ。芸能人なども、政治的な発言をすれば干されると考えて、意見を言わない。これは世界的に見れば珍しいことだ。

 欧州では、だれもが政治の話をする。少し前、知り合いの女性と一緒に、ドイツで暮らしていた彼女の息子に会ったことがあった。彼は「アベのことはどう思う?」って聞いてきたり、日本の政治に興味を示し、話をしたがった。これが当たり前の姿なんだよ。

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