黒田真行
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黒田真行元リクナビNEXT編集長

1965年生まれ。関西大学法学部卒。「リクナビNEXT」編集長、「リクルートドクターズキャリア」取締役などを歴任。2014年、ルーセントドアーズ設立。転職支援サービス「Career Release40」を運営。転職を前提としない中高年のキャリア相談プラットフォーム「Can Will」を開始。著書に「40歳からの『転職格差』 まだ間に合う人、もう手遅れな人」(PHPビジネス新書)など。

アパレルから教育へ…業界が変わればその技術が最先端に

公開日: 更新日:

 ある業界では当たり前に使われているスキルでも別の業界では持っている人が少なく、お宝に化けることがある。

 衣服など、アパレル商材をインターネットで販売する仕事を10年間経験してきたAさん(39)。もっといい仕事をと転職活動を開始。最終的にAさんが転職を決めたのは、学習塾や専門学校を運営する学校法人の経営企画職だった。

 学校法人の理事長が、古くからいる教員や職員の意識改革を行うためにAさんに白羽の矢を立てたのだ。その背景には、学習塾にしても専門学校にしても、少子化の影響がある。学生の奪い合いが激しく、従来通りのやり方を続けていたのでは学生数が減ってしまうことが自明だ。

「Aさんは以前から教育業界に興味をもっており、学校の変革を行うという仕事を『面白そう』と思い、応募しました。このやりがいがモチベーションになり、学校業務から授業まで次々と変革を進めているのだといいます。アパレル業界という流行を追う業界では、同じ商品を毎年扱うことは少なく、常に新しいものが求められます。その中で商品企画の担当者として顧客ニーズをいち早くつかむ技能を磨いてきた。このAさんのポータブルスキル(社外でも通用する能力)が現在の仕事に生かされているわけです」

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