三枝成彰
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三枝成彰作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。

日本はいつからトップが責任を取らない国になったのか

公開日: 更新日:

 権力者の無責任ぶりが、また浮き彫りになった。もはや驚くに値しないし、口にするのもむなしい。いったい、この国は、いつからトップが責任を取らないようになったのか。

 安倍政権の内閣改造と自民党役員人事で、森友・加計疑惑を知らぬ存ぜぬで通した萩生田さんが大臣に抜擢され、スキャンダルの責任を取らなかった麻生さんが留任した。

 防衛大臣のときに資質を疑われた稲田さんは党の幹事長代行として返り咲いている。千葉を直撃した台風被害への対応が遅れたことについても、反省する様子がひとつもない。東電に遠慮でもしたのか、それとも災害に乗じて東電を懲らしめなかったのかは分からないが、あまりにひどい。

 昔の日本であれば、こんなことが許されただろうか。江戸時代までは、失敗すれば腹を切っている。取り過ぎたぐらいだという気もするが、命を賭して責任を取ったのだ。もちろん今の時代でも腹を切れと言うつもりはない。ただ、平然と居座ったり、素知らぬ顔で復権したりする姿を見ると、かつての日本人の潔さが尊く感じてしまう。

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