プラゴミのリサイクル革命!始まりはペットボトルのカヌー
写真のカヌーにご注目。これ、船体が全部、ゴミとして捨てられていたペットボトルでできている。中部アフリカのカメルーンで1人の青年が始めたリサイクル運動が注目を集めている。
米ニュースサイトGNN(11月22日付)などによると、イシュマエル・エボネさんが捨てられたペットボトルでカヌーを作ろうと思いついたのは2011年のこと。
凄まじい雷雨に見舞われ、避難していたイシュマエルさんの目の前で、数本のペットボトルが氾濫した水に浮かびながら流されていった。
そうだ、ペットボトルでカヌーを作ってみよう……。
イシュマエルさんは街中からペットボトルを集めてカヌーを制作したところ、いい感じに海に浮いた。
イシュマエルさんはすぐに持ち金を全て投入し、釣り船がなくて困っている漁師や観光業者にペットボトルのカヌーを提供する非営利の慈善団体「マディバ&ネイチャー」を設立した。