山本一力
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山本一力作家

1948年、高知県生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、広告制作会社勤務等を経て97年「蒼龍」でオール読物新人賞を受賞。2002年「あかね空」で直木賞を受賞。「損料屋喜八郎始末控え」や「ジョン・マン」などシリーズ作品の他「欅しぐれ」「紅けむり」「千両かんばん」など著書多数。

【お題】適齢期の娘「とりあえず結婚」を勧めるのはダメか

公開日: 更新日:

 37歳の娘が2年ぶりに帰省したが、やっぱり結婚相手は見つかっていなかった。妻は「仕事、頑張っているんだからいいじゃない」と言って、「あなたが結婚、結婚ってうるさいから、うちに帰りたがらないのよ」とゆったり構えている。

 妻は、娘と電話でちょくちょく話していて、それなりの理解があるのだろう。結婚が女性の幸せのすべてではない、ということも頭ではわかる。 

 でも、これまでも彼氏がいたことはあったし、今もそれなりの男性がいるらしい。それでも結婚しないのは、より好条件の男性を求めているのだろう。そんなに好条件を追求するより、とりあえず結婚して折り合いを探るというのはダメなのか。離婚がそんなに汚点でなくなった昨今、そういうスタンスもいいと思うのだが……。

 ◇  ◇  ◇

 いわゆる結婚適齢期を過ぎた娘・息子を持つ親が十人寄れば、複数人がこの問題を抱え持っているという時代。「あなたが結婚、結婚ってうるさいから、うちに帰りたがらないのよ」カミさんのこの言い分こそ、亡国に直結する暴言だろう。

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