山本一力
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山本一力作家

1948年、高知県生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、広告制作会社勤務等を経て97年「蒼龍」でオール読物新人賞を受賞。2002年「あかね空」で直木賞を受賞。「損料屋喜八郎始末控え」や「ジョン・マン」などシリーズ作品の他「欅しぐれ」「紅けむり」「千両かんばん」など著書多数。

【お題】「ウーバー癖」がついた妻はいかがなものか

公開日: 更新日:

 こう暑いと、外出がおっくうになる。妻は「買い物に出掛けるのが面倒」と食事を作らず、ウーバーなどの出前で済ますことが増えた。妻の買い物の負担を減らそうと、自分が行こうとすると、「あんたに買いに行かせると、余計なものを買うから」とダメ出しだ。どうやら妻は、料理を作らずに済む「ウーバー癖」がついたらしい。「暑くて買い物が大変」というのは、言い訳とみているが、自分だけ楽するのはいかがなものか。

  ◇  ◇  ◇

 ウーバー本場のマンハッタンで7月26日以来、本稿を書いている。

 マンハッタンといえばイエローキャブ(タクシー)と、NYPD(白地に青のニューヨーク市警パトカー)が、通りを埋めるほど走っていたが。 去年に比して黄色いタクシーの数が、今年は明らかに減っていた。

「ウーバーがタクシーを駆逐しています」

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