奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)がある。

安ければいいの落とし穴 食卓が米国産で埋め尽くされる日

公開日: 更新日:

 トランプと安倍政権の間で妥結した日米貿易協定。それによって今年1月から、米国産の安い牛肉や豚肉が大量に入ってきている。日本のスーパーマーケットでは、安い米国産肉が大人気のようだが、そんなものをバクバクありがたがって食べていると大変なことになると、この連載では繰り返し指摘してきた。

 さすがにアメリカの消費者も、危ない食料を食べ続けてきたことに気づき始めたようで、健康リスクを考える人たちが増え、割高でも成長ホルモンを使わない牛肉や、農薬や化学肥料を使わない有機野菜を求めて、ファーマーズマーケットなどが人気になっている。

 健康に良いとされる食材を使ったレストランやハンバーガーショップも売り上げが右肩上がりで、2000年に屋台から始まった「シェイクシャック」は2019年には世界で230店舗以上を展開。ウリは抗生物質や成長ホルモンを使用せず、100%米国産のアンガスビーフを使ったハンバーガー。トランス脂肪酸を排除したフライドポテトなどの品質の良さも人気の秘密のようだ。

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