世界で唯一の“ガイコツ”ギター 材料は所持者の叔父の遺骨
「ナンダこれは」と思われるかもしれない。それもそのはず、世界に二つとないガイコツ・ギターだからだ。しかも本物の人骨を使用している。
米フロリダ州タンパに住むヘビーメタル歌手プリンス・ミッドナイトさんは90年代、叔父からヘビーメタルの良さを教えられ、以後プロ歌手として活動するようになった。だが、その叔父は28歳の若さで他界。ギリシャのアテネに埋葬されていたが、叔父に感謝の意を表すため、最近になってアテネに飛んで墓地から遺骨を掘り出してきた。
遺骨は棺桶に納められていたため、20年以上経っても形をとどめていた。米国に遺骨を空輸するための煩雑な手続きを済ませ、タンパ市のギター店で写真のような形に仕上げてもらった。
タンパベイ・タイムズ紙の取材に答えている。
「叔父さんを本当に誇りに思っていますし、彼から受けた影響に感謝しています。音はこれ以上ないくらい最高です!」