100万円相当を盗まれた建設会社社長が“犯人”を雇ったワケ
ハワイで建設会社を家族で営むジョン・ポール・ケイツさんはここ半年で2回盗難に遭い、建設現場から計1万ドル(約100万円)相当の建設機材を盗まれた。
1回目の盗難の後、ジョンさんはモーションセンサー付きの監視カメラを設置。そして今年1月25日、再び建設機材が盗まれた。カメラは容疑者の姿をとらえていた。
「許さん!絶対に捕まえてやる」
激怒したジョンさんは監視カメラの動画から容疑者の手配書を作成。1000ドルの懸賞金をかけ、地域コミュニティーのSNSに投稿した。
コトは意外な展開をみせた。
2回目の事件から3日後の1月28日、上半身裸のホームレスの男が盗難現場に現れた。そして従業員に「実はここにあったものを盗んだ。良心の呵責に耐えかねて謝りにきた」という。