ワクチン接種1%の確率を求めて…高齢者の予約リアル奮闘記

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(取材・文=有森隆/ジャーナリスト)

 高齢者接種はトラブル続きだ。5月12日にはシステム障害に見舞われた。そうでなくても予約窓口に「予約できない」老人が殺到する。高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種開始から1カ月が経ったが、2回目を完了した“幸運な人”は全体の1%にも満たない。「1日100万回、7月中に高齢者のワクチン接種を完了する」という菅義偉首相の目標が儚(はかな)い夢に終わることは、こうした数々の悲喜劇を見るまでもなく分かる。分かるから高齢者は静かな怒りに満ち満ちているのだ。

 筆者が住んでいる東京・新宿区では75歳以上を対象に、新宿区地域センターなど公共施設10カ所での接種の受付が5月6日(木)午前10時に始まった。筆者の妻のサイコさんは同じマンションの同じ階の1軒おいた隣に住んでいる。ウクレレ奏者のサイコさんが奮闘記の主役である。一人称形式で書くことにする。

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