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岡崎英生フリーライター

1943年生まれ。早大仏文科卒。漫画編集者、原作者、週刊誌ライターをしながら、農園生活を満喫。珠玉のエッセーを書いている。「畑のおうち―クラインガルテンの12カ月」「富良野ラベンダー物語」などの著書がある。

人には常に別れが避け難く訪れる 植物は散り際のはかなげな様子が美しい

公開日: 更新日:
深紅の大輪の花をはんなりと咲かせたロサ・ガリカ・オフィキナリス(提供写真)

 長野県松本市の郊外にある滞在型市民農園、四賀クラインガルテン。今年の3月末まで25年も通い続けたのだから、私にとってはここはもはや生涯忘れ得ぬ土地だ。

 だが、3月の退園の際、私はこの標高650メートルの山里に、こよなく愛するたくさんの植物たちを置き去りにしてきてしまった… 

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