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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

4大学習塾で授業料が最も安いのは「日能研」 それでも塾通いは家計負担が大きい

公開日: 更新日:

 日本ではさすがに政府が学習塾の規制に乗り出すとは考えにくいが、その状況はよく似ている。難関大学を目指すには、中高一貫校が圧倒的に有利。高い大学受験実績を上げている名門中高一貫校に合格しようと思ったら、学習塾は必須といっても過言ではない。

「うちのような小さな学習塾はともかく、大手は生徒獲得合戦が熾烈で、レベルアップを図るために、優秀な講師を集めたり、アクセスのいい場所の確保、教材の開発と、コストが莫大。その結果、大手の塾の費用は思いのほか、高くなっている」(学習塾経営者)

 最難関中高一貫校への合格者数で断トツの実績を誇るSAPIX小学部に、数年前まで息子を通わせていたという保護者の一人は、次のように話す。

「4年生になった4月から6年生の1月まで在籍しました。私の父に200万円ほど、援助してもらったのですが、結局足りなくなり、追加で100万円出してもらいました」

 その甲斐あって、息子は無事、難関の公立中高一貫校に合格。私立の有名校にも受かっていたが、公立に進んだ。

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