下着にこだわろう! 派手な色、柄には若々しさを取り戻す効果あり?
下着にこだわらなくなったら、男として枯れてしまったと思ったほうがいい。若い頃は、色柄ものの下着をはいて風呂屋の脱衣所やプールの更衣室など、常に周りの目を意識していたのではないだろうか。それがいつの間にか、タンスの引き出しが地味な下着ばかりになったり、ゴムが伸びて色あせたままのパンツばかりになっていたり、「そういえば最近、買い替えていないな」と気づいたら「マズい」と思ったほうがいい。
当然ながら、トランクスやブリーフタイプは昭和すぎる。今どきの男性下着はウエストのゴムが平織りタイプで、裾がややあるボクサータイプだ(写真)。腰回りはぴったりフィットしてモタつかないので、パンツのシルエットもすっきり見える。前開きタイプと前閉じタイプがあるが、最近の若い人は前閉じタイプを好むそうだ。用を足すときは、ウエストからグイと下着を引き下げる。そういえば駅のトイレでは、ベルトを外して用を足す人をよく見かける。アレは前のファスナーを開けただけでは、パンツを下ろせないからだ。個人的には前開き派だ。
統計によると、下着の色はともかく、柄はストライプが人気らしい。だが下着は断然チェック柄に限る。なぜなら見えないところは思いっ切り、派手にしたいからだ。例えば江戸時代には「裏勝り」が流行した。粋な江戸っ子は着物の裏地に表地よりも高価な生地や、派手な絵柄の入った生地を使ったという。現代も仕立服の裏地に凝る人はいるが、既製服の裏地は大概地味なもの。そこで人さまに見せるわけでない下着に、シックなストライプより派手な色のチェック柄を着ていただきたい。
女性は派手な下着を身に着けると気持ちが高揚して肌ツヤが増すのだとか。男性にも同じような効果が期待できるのではないだろうか。