誰も止められないプーチンの野望(下)独自の歴史観でスラブ世界の「救世主」を自負

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「ウクライナという国はなかった」(国民向け演説をするロシアのプーチン大統領=2月21日) (C)ロイター/ Sputnik/Kremlin

 ロシアを語る上で「第3のローマ」という言葉がある。東方正教から見ると、第1のローマは堕落し、第2のコンスタンチノープルは異教徒の手に落ち、第3の中心地モスクワこそが世界を救うという考え方だ。プーチン大統領はスラブ世界の「救世主」を自負しているともいわれている。

 2月24… 

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