ウクライナ出身女性 射撃の金メダリストが国家警備隊への入隊決意!
「こんなことになるなんて想像もできませんでした」
実弾が装填された銃を手にしているのは、ウクライナ出身のクリスティーナ・ドミトレンコさん。2016年リレハンメル・ユース五輪のバイアスロンで金メダルを獲得したアスリートだ。
ロシアがウクライナに侵攻して以来、ドミトレンコさんは自身の「特技」を生かして軍隊に入るべきか迷っていたが、プーチン大統領に抵抗するため、ウクライナ国家警備隊への入隊を決めた。
「これまでとは違った標的を狙わなくてはいけませんが、侵略者に(勝てる)チャンスはないと思っています」
本来であれば、この時期は次の国際大会に向けた準備をしているはずだったが、ホンモノの銃に持ち替えて、今は戦う気満々である。すでに訓練期間を終えている。
「どんな種類の銃であっても、私の手にかかれば結果はおのずと見えてくるはずです。勝利はウクライナが手にします」