ロンドン「愛のトンネル」は本当か? 昔の王族が売春宿通いのために使ったらしいけど…
英ロンドンで17世紀から続く秘密の「愛のトンネル」の存在が、複数の英タブロイド紙によって報じられた。
トンネルはロンドンの高級住宅地であるパディントン地区の地下からハイドパークを通り、ケンジントン宮殿まで続いているという。昔の王族が売春宿に行くときに使ったらしい。
特に17世紀の国王チャールズ2世は人目をはばからずにトンネルを多用して売春宿に通ったと言われている。同王は当時、「女たらし」として噂されていた人物で、多くのロンドンっ子は愛のトンネル説を信じている。
売春宿として使われていた場所は今、「ベリー・ブラザーズ&ラッド」という高級ワインショップになっている。地下は大変深く、壁の一角はレンガで補強されている。
愛のトンネルの存在は宮殿内にいた王族関係者にはよく知られており、実際のトンネルはもっと長く、ドライマティーニが考案されたバーとして有名なデュークスバーまで続いているという説もある。