海岸で貝殻を探していたら…6歳の男の子が見つけた「史上最大のサメの歯」
英国東部サフォーク州の海岸で貝殻を集めていたサミー・シェルトン君(6)は先日、異様なものが砂浜に埋まっているのを見つけた。手に取ってみるとズシリと重い。形状は歯だが、驚くほどの大きさである。
英イースト・アングリア大学の生物学者ベン・ギャロッド教授は公開された写真から、史上最大の捕食性のサメ、メガロドンの歯である可能性が高いと述べる。
「シェルトン君の発見に、これから古生物学界は大きな関心を寄せるはず」
メガロドンは今から2300万年前から360万年前にかけて生きたサメで、捕食性のサメとしては世界最大。現存するホホジロザメの約3倍の体長だったといわれている。同教授は歯を含めて、メガロドンの痕跡を長年探し続けてきたが、発見したことはなかった。
シェルトン君は「海岸では面白い形状の貝殻を探していたのです。でもスゴイものが出てきたので、友人に見せびらかしています。毎晩ベッドの横に置いて寝ています」という。
いずれは博物館で展示されることになりそうだ。