滝田誠一郎
著者のコラム一覧
滝田誠一郎ノンフィクション作家

1955年東京都生まれ、青山学院大法学部卒。ヒューマン・ドキュメンタリー作品を数多く手がける一方で、ジャーナリストとして雇用・人事問題を取材。著書に「開高健名言辞典 漂えど沈ます」(小学館)、「消せるボールペン30年の開発物語」(小学館新書)、「IT起業家10人の10年」(講談社)などがある。

喜代村(すしざんまい)木村清さん(3)1匹釣るのに2時間以上かかったりするのでヘトヘトに

公開日: 更新日:

魚獲り

「マグロ大王」の異名を持つ木村さん(1952年生まれ)は、マグロやカジキの釣り大会があると必ずといっていいほど「出てください」と声がかかるという。日本国内はもとより、海外の大会からもオファーがあるそうだ。木村さん自身、釣りは大好きなので、時間が許す限り出場するようにしてきた。

 マグロ大王にはテレビ各局からもさまざまな声がかかる。株式会社喜代村の社長、「すしざんまい」の社長として声がかかることもあれば、釣り番組から釣り師として声をかけられることも少なくない。

「テレビ局に頼まれるんですよ、海外のあちこちに出かけてマグロを釣ってくれって。で、私が行くとバンバン釣れるわけ。そうしたら視聴者から『やらせじゃないか』という投書が届いたというんですね。そこでテレビ局から提案があって、ヘミングウェー・カップに出ることになった。ヘミングウェー・カップでカジキを釣り上げた日本人はまだ誰もいなかったから」

 ヘミングウェー・カップとは、キューバの海を愛した文豪ヘミングウェーが1950年に始めた世界で最も歴史ある国際トローリング大会(正式名称はヘミングウェー・フィッシング・トーナメント)。世界中から釣り自慢が集まる大会だ。

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