スター・ウォーズのコスプレ姿で緊急通報! 背景に銃社会アメリカならではの恐怖

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 日本でなら「コスプレね」とあっさりスルーされていただろうが……。

 米ボストンのマサチューセッツ湾交通局に7日午後6時ごろ、複数の市民から「バックベイ駅のホームにライフル銃を持った男がいる」という通報があった。

 警察官らが現場に駆けつけると、そこにいたのはなんと「ボバ・フェット」。映画「スター・ウォーズ(SW)」シリーズに出てくる人気キャラで、ハン・ソロをつけ狙うダース・ベイダーに雇われた賞金稼ぎだ。もちろんコスプレ。警察官は“ボバ・フェット”に職質、銃がレプリカであることを確認し、警戒を解除した。

 ボストンでは「ハインズ・コンベンション・センター」で7~9日に「アニメ・ボストン」というイベントが開催されていて、ボバ・フェットも参加者だった。

 同交通局はツイッターに写真を投稿し、事情を説明したところ急拡散。「ボバ・フェットはボストンで賞金稼ぎの任務に就いてたか」なんてSW関連のジョークが多数寄せられている。

 しかし、複数の市民から通報があったということは、やはり「銃は本物かも」「コスプレで安心させて凶行に及ぶかも」などといった銃社会の恐怖が背景にあるのかもしれない。実際、2015年には米フロリダで開催された大規模仮装パーティー「ゾンビコン」で乱射事件が発生、1人が死亡し、5人が重軽傷を負っている。

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