タッパーウェアブランズ・ジャパン「タッパー」と呼べるのはタッパーだけ?

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 そして、その販売価格は高めだったらしい。

「設立当初は全ての製品を米国から輸入していたため、当時の為替の関係もあり(1ドル=360円)、かなり高価な価格帯だったと推測されます」(前出の担当者)

 大卒初任給が2万円くらいの時代に、セットで2000円近くしたとか。実はこれには訳があり、10年保証がついていたのだ。

「今も一部製品を除き、使用上の注意を守り、正しくお使いいただいた上で製品の機能が損なわれた場合は、当社の品質保証基準に従い、破損部分の無償交換を含む保証を行います。ただ、プラスチックという素材の特性上、経年劣化による破損などの場合は保証の対象外となります」(前出の担当者)

 30年以上も使っているユーザーもいるというから、その品質は折り紙付きだ。

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