著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

性行為のデジタル同意書アプリがリリース「キロク」されないあの一回は…

公開日: 更新日:

『これを機に若い世代にも性的行為には同意が必要との認識が広がれば』(性行為のデジタル同意書『キロク』作成を監修した弁護士)

  ◇  ◇  ◇

 これは11月15日の『産経新聞』『性的行為の前に「同意します」ボタン デジタル同意書が波紋』という記事の中の、弁護士の言葉だ。

 今年の7月、性の強要がより厳罰化されたことで、女性からは「あれは私は本当に同意したのかわからない」、男性からは「後からあれは同意なしの行為だったと訴えられたら不味い」として、性交渉に同意した記録を残す「性的同意アプリ」が弁護士監修のもと作られた。性行為をするのは密室だから、同意があったか証明する手立てがないってんで。この『キロク』というアプリ、12月の中頃には正式にリリースされるようだ。

 あたしも性の強要はあってはいけないものだと考える。けど、今の若者に、性の同意が大事だと、このような形で周知されることになるんだとしたら残念でならない。

■レースクイーン時代の思い出

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも