著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

ヤマザキvs銀座コージーコーナー Xmasに欠かせない「イチゴのショートケーキ」を比較

公開日: 更新日:

 コンビニもクリスマス直前にはショートケーキは並ぶようです。

 他方、銀座コージーコーナーの「苺のショートケーキ」は、ケーキ専門というだけあってイチゴはでかくて甘いけど1個490円(同)。スポンジケーキ部分やクリームのふわふわ感があります。イオンはスポンジなど凝縮している感じはありますが、値段や見かけの割には味は十分でした。

 イチゴは11月からスーパーには並んでいますが、1パックの値段は5~6年前の300~400円の2倍ぐらいです。例年より100~200円高いので、イチゴのイヤリングなどを買った方が安いくらいです。

 全国平均(5月)では1キロ1800円あまりで、最も安かった2015年4月の1493円より随分と高いです(総務省統計局小売物価統計調査)。燃料費、肥料費の高騰、それに温暖化が原因です。

 欧米では小さくてすっぱい、茎などがついたまま販売されることもあります。日本でも、アメリカなどからの輸入イチゴもお菓子などに使われています。

 15年はショートケーキの平均も安いので、やはりイチゴの値段はケーキに影響を及ぼしています。ケーキの1個の値段平均(同)では467円(23年10月)で、最も安かった15年の348円より100円以上も上がってます。

 子どもが小さいときは、クリスマスプレゼントを節約する代わりに、手でちぎって取るイチゴ狩りに連れて行きました。詰め放題なうえ、新鮮です。ジャム作りの体験もありました。クリスマスの支出をどう抑えるかがポイントです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」