著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

子どもへの盗撮を甘く考えていたら大変な事態に

公開日: 更新日:

 詳しく言うと、学校や学習塾などの事業者は、子どもに接する仕事に就く人の性犯罪歴を照会することができるようになります。禁錮刑以上の場合は刑の終了後20年、罰金刑は10年です。新たに採用する人だけでなく、すでに働いている人も対象になります。そして、刑法上の性犯罪だけでなく、痴漢や盗撮も含まれています。

 学校などの事業者が犯罪歴を確認した際、対象者を子どもに関わらない部署へ配置転換をしたり、場合によっては解雇まですることもあるようです。盗撮によって、職業が制限されるかもしれないということです。

 厳罰化や新法は確かに一定の抑止力になるとは思います。ただし、警察に事情を聴かれて初めて盗撮の罪の重さを知る人も多いようですから、広報活動を徹底することも大事ではないかと考えています。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か