著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

株価も大谷翔平も…バブルは突然、はじけるので要注意です!

公開日: 更新日:

 バブル崩壊は突然、やってくる。4万円に到達した日経平均が「すぐにそうなる」とは思えないが、ふとした瞬間にそれは訪れる。実体価値から乖離すると、最後はそういう憂き目に遭うのだ。

 思い起こせば昨年末。世界の大谷が1015億円の大型契約を獲得した。「MVPにホームラン王、だから当然!」という意見もあるが、「しょせん、人間だぞ。しかも、リハビリ中だし……1000億円はさすがに買いかぶりすぎだろ?」と思う人もいる。

「でも、後払いでしょ。チーム補強のことを考えたオオタニくんらしい」

 そんな善意的な意見も出るほどだ。

 だが、便乗商法と言っちゃ悪いが、山本由伸も461億円の破格な契約を獲得した。

「日本での活躍、WBCの優勝とか見れば、これも当然」という見方はあるが、「しょせん、人間だぞ」。この先、どうなるかは分からない。デビュー戦の手痛い仕打ちを見れば、「本当にメジャーで通用するのか?」と疑いたくもなる。

 そのようななか、大谷君周辺がにわかに騒がしい。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性