【水口食堂】(東京・浅草)品書きは100種以上

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 品書きがズラリと並ぶ食堂は、どれにしようかと心が躍る。常連サンの要望にこたえてきた証しで、どのメニューもハズレがない。メシと一緒に食べるもよし、酒の肴でつまむもよし。そんな絶品食堂を紹介する。

 東京・浅草の仲見世通りは、外国人観光客でごった返す。そこを抜けてホッピー通りには、昼酒を楽しむ赤ら顔の日本人がズラリ。賑わいを尻目に「いっぷく横丁」へ足を延ばすと、雰囲気がグッと落ち着く。昭和風情を残した一角に店を構えるのが「水口食堂」だ。

 1950年創業。ナポリタンから魚料理までさまざまな品書きが壁を覆い尽くしていた。

「昼飲み客も、定食客も、仕事帰りの客も、それぞれ要望を聞き入れていたら100種を超えていました。誰もが満足する店でありたいですね」

 そう話すのは3代目の水口淳さん(52)。全メニューは単品でも、複数組み合わせて定食にするもよし。たとえば「ハムエッグ+ポテトサラダ」「生鮭フライ+肉じゃが」という具合に自由自在だ。オリジナルの最強定食を考案したり、全メニュー制覇を試みたり。品書きを眺めていると、あ~、腹が鳴る。

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