「昭島富士見湯」上段は輻射熱がヤバイ。名水の水風呂があ~、チモチイイ~

公開日: 更新日:

 JR青梅線中神駅と東中神駅の北口からともに歩いて10分ほど。「昭島富士見湯」は旧日本軍の浴場で、2016年に22時間営業の銭湯としてリニューアル。早速、靴を脱ぎ、フロントに向かうと、広いロビーにはマンガがズラリ。券売機で入浴料520円+サウナ代&展望休憩セット500円+レンタルタオルセット200円を購入し、サウナ用バンドを受け取った。

 脱衣場の階段を上がると、寝転びスペースでゴロゴロしながらマンガも読める(3時間500円~)。ココ目当ての人もいるらしい。そこはパスして浴場に入ると、招き猫や鳳凰などに囲まれた富士山のペンキ絵とご対面。用意されたボディーソープやリンスインシャンプーで汗を流し、ペンキ絵側の湯船にザブン。

 右から43度で深い高温風呂、40~41度の円形中温ジェット風呂、そして36度の低温風呂で、低温風呂にはショルダーマッサージのコーナーと強めの電気風呂が1床ずつ。反対側は、冷水枕つきで38度の寝風呂2床。背中や腰、太もも、足裏にジェットが当たる。その隣は小さなフィギュアが浮かぶ38度のオモチャ風呂で、大人も子供のころを思い出して楽しいぞ。一通り楽しんでポカポカしたら、イケメンの吉丸店長が登場。一緒にビート板を手にサウナタイムじゃ。

 ドアを開けると、マイルドな熱に包まれた。75度の遠赤外線ガスストーブと80度のセルフロウリュストーブのダブル熱源で、温度計の針は90度近い。3人掛けの3段ベンチで定員9人。上段のみ隣と板で隔たれた、おこもりスポットになっている。店長とともに上段へどっこいしょ。

 ベンチ下とドア付近の間接照明のみで、壁のテレビは18時からたき火の映像に切り替わり、朝まで暗闇瞑想サウナになるという。夜もよさげだな。

 木製ラドルで木桶に入った水をストーンに2杯かけると、ジュウウ。ストーブ前の5分計砂時計をひっくり返す。砂が落ち切ればセルフロウリュができるという。

 最初は深呼吸ができるほどの心地よさだったが、さすがに上段は輻射熱がヤバい。7分で汗ダラッダラ。店長とフラフラ退室。かけ水で汗を流してからチラーで18度の水風呂へザブン。くっはー、昭島は都内有数の名水だけに、マジまろやかで、あ~チモチイイ~。この水風呂はハマるわ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル