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植草美幸恋愛・婚活アドバイザー

恋愛・婚活アドバイザー。1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数 も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみ氏との共著、青春出版社)、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

結婚相談所でも増えてきた…「事実婚」「夫婦別姓」を選ぶ理由

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 しかしながら男性が妻の名前に変更するケースは、まだ全体の5.3%です(厚生労働省「人口動態統計」2022年度より)。マリーミーでは、女性が医者で論文の筆者名変更の問題から男性が姓を変えたケースと、女性が由緒ある家系で資産もあったので、年収の低い男性が婿入りしたことがありました。

 また、事実婚のパターンもあります。開業医の女性と大手企業勤務の男性の30代カップルはお互い年収が高かったのですが、男性は両親と疎遠で自分の姓にこだわりがありませんでした。一方お相手の女性は実家も財産があり、彼は女性の親とも関係が良好。婿入りの選択肢はとっていませんが、籍にこだわらずに家族になっています。

 子連れで再婚する人たちも事実婚にすることがあります。母親は結婚して姓が変わるけれど、子どもは変わらない(元夫の姓)ということが起こるからで、子どもが大学を卒業してから入籍するケースが意外と多い。事実婚は、お互い親に紹介して結婚式をあげる人たちも少なくありません。「内縁の妻と夫」になり住民票も一緒ですから、将来の約束をしていない同棲とは全く違います。

【連載】独身者5割時代へ あなたは結婚したい?

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