もうため息すらつけないのか…若手社員が訴える“フキハラ”に管理職は嘆き節

公開日: 更新日:

 テレビの報道番組でも取り上げられたり、耳目を集めるようになってきた「フキハラ」という言葉。「不機嫌ハラスメント」の略だ。

 職場にもいるだろう。不機嫌な態度や口調で若手にプレッシャーを与える上司。あいさつをしてもそっけない態度で、いつも不機嫌そうにしている同僚は面倒くさい。ゼネコン勤務の40代マネジャーはこうこぼす。

■「ハラ・ハラ」では?

「上司のため息が怖いとも報じられていましたけど、人間ですから無意識にため息をつくことだってあるでしょ。感情を一定に保つことは社会人に必須のスキルとはいえ、それもハラスメントなんて、何でもハラスメントと文句を言う“ハラ・ハラ(ハラスメント・ハラスメント)”ですよ」

 いろんなハラスメントがあるものだと半笑いでやり過ごせないのが、管理職のつらさか。

 弁護士・法律事務所を検索できるポータルサイト「ベンナビ労働問題」(運営:アシロ)が12日に公表した上司とのコミュニケーションに関する調査によると、8割近くが上司に不満があって、約67%が、上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがあると回答。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲