8.14に南海トラフ地震?6年前の“予言”が密かに話題に…デマを一掃したのは岸田首相!やるじゃん‼

公開日: 更新日:

 首相の記者会見は各テレビで生放送され、臨時情報の発出中に不出馬表明を行ったことに対しては、《南海トラフ巨大地震注意が出てる最中の岸田さんの総裁選不出馬表明 政治家ってほんと国民の事なんて何も考えてないね》などと、Xでは相当にヒンシュクを買った。

 ……が、14日に南海トラフ地震が起こるという予言は岸田首相の総裁選不出馬のニュースにあっという間にかき消され、そのまま同日は何も起きなかった。

 地震予言が首相の辞意表明に押しのけられた事態に、Xでは上記の他にも《南海トラフの予言は岸田さんの総裁選不出馬表明の予言と間違えた説はさすがに無理がある》といった、どうせ予言するならこちらを予言しろとする声は根強く、予言はどう言い逃れしても外れていることは明らかだというポストが噴出したというわけだ。

 偶然とはいえ、岸田首相の行動が地震予言というフェイクニュースを一掃した形となった。8月の発表では27カ月目にしてプラスにはなったものの、7月までの発表では国民の実質賃金が26カ月連続でマイナスになるなど正に「疫病神」だった岸田首相だが、最後の最後で「デマ潰し」という形で国民に貢献できたのかもしれない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった