令和のコメ不足「9月解消」は本当か?在庫不足、価格高騰…南海トラフ地震の緊迫化で拍車

公開日: 更新日:

 8日に宮崎・日向灘で震度6弱の地震が発生したことで、一気に緊張が高まった南海トラフ地震。南海トラフ地震の想定震源域で大地震が起こる可能性が高まっているとして、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を出し、15日までの間、注意を呼びかけた。

 その影響がコメの流通を直撃。大地震に備えて食料の備蓄に走る人が増えたことで、スーパーや量販店の店頭からコメが消え、「令和のコメ騒動」といわれる事態に。だが、コメの備蓄はあまり意味がないという。

「コメは災害備蓄に不向きな食品です。なぜなら購入後、20日後からおいしさが損なわれていく上に、今の高温多湿の状況で備蓄すると、虫が発生する可能性が高いからです」

 こう話す米流通評論家の常本泰志氏は、今のコメ不足に慌てる必要はないとこう続ける。

「今はコロナ明けの飲食店の営業再開やインバウンドの影響などでコメ需要が旺盛なため、昨年の令和5年産米の在庫がなくなりつつある中、新米が出始めるちょうど端境期にあります。そのためコメの在庫が不足し、価格が高騰しているのです。それに南海トラフ地震の緊迫化が拍車をかけています。それでも、9月中旬ごろまでに在庫不足は解消されるはずです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  3. 3

    暫定措置は7月で終了へ…「資格確認書」「マイナ保険証」迫るタイムリミットの対処法

  4. 4

    北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  2. 7

    司法試験へのパソコン導入で「変わること」「変わらないこと」

  3. 8

    オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ

  4. 9

    松下洸平「電撃婚」のお相手も?「プロ彼女」の“日陰”すぎるリアル

  5. 10

    『スピノザの診察室』マチ先生が白衣に忍ばせた「濃茶の金平糖」 1847年創業、AIでも再現できない職人技とは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    目黒蓮不在のSnow Man、ラウールが"次期エース"へ台頭か「めめラウ」が与え合う影響

  2. 2

    元関取の豊山亮太さん 4年前に土俵去るも、老人ホームの介護士をしながら国家試験目指し猛勉強中

  3. 3

    「愛子天皇」阻止が直撃…高市内閣「支持率」暴落、「不支持」と逆転で首相も応援団も大焦り

  4. 4

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  5. 5

    東京維新が党の看板政策「身を切る改革」まさかの“廃棄“ あまりにもフザケた理由

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    W杯で横行する「偽ユニ」商売の裏側 一部アルゼンチン人が米国の超物価高で編み出したハイテク“錬金術”

  3. 8

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  4. 9

    松本人志"めちゃめちゃ癌"の心配される健康管理と伸び悩む「DOWNTOWN+」の今後

  5. 10

    安青錦が丸ごと吐露…相撲との出会い、日本語習得、「腹違いの兄貴」