れいわ大石晃子氏は「正論」掲げ懲罰動議…かつて国会ではプラカード抗議で怒声など日常茶飯事

公開日: 更新日:

 1日の衆院本会議で行われた首相指名選挙の際、「裏金隠しの解散やめろ」「能登の補正予算を」と書いた紙を壇上の投票箱の横で掲げて注目を集めた、れいわ新選組の大石晃子共同代表(47)。

 自民、公明、日本維新の会、国民民主の4党は2日、大石氏を懲罰委員会に付すべきだとする動議を額賀福志郎衆院議長(80)に提出。早ければ7日の本会議で可決される見通しとなった。

 自民などは大石氏が額賀議長の指示にも応じず、衛視に降壇させられたことを問題視したらしい。だが、各メディアの世論調査では回答者の7割前後が今も裏金事件の再調査を求めている上、能登半島は大地震、記録的な豪雨と未曽有の大災害に見舞われ、復興・復旧は待ったなしだ。

 石破茂首相(67)は総裁選で主張していたはずの衆参予算委員会などでの野党との論戦を避け、早期解散に踏み切る方針だから、これでは衆院選の期間は政府、与党に国民の声を届ける機会が少なくなってしまう。

■《裏金議員の方が悪質だろ》と擁護多数

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  2. 2

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  3. 3

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  4. 4

    長嶋茂雄さんは助っ人外国人のセックスの心配もしていた。「何なら紹介してやろうか?」とも

  5. 5

    手ごたえのない演奏を救ったのは山下達郎 弱冠22歳の雄叫びだった

  1. 6

    中居正広問題のキーマン元編成幹部を“地雷”扱い…「大甘処分」を下したフジテレビの魂胆

  2. 7

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  3. 8

    「ルンバ」のアイロボット社に事業継続困難疑惑…代表執行役員社長が舞台裏を説明

  4. 9

    僕は宝塚シニアの3年時、全国大会初出場でPL学園からスカウトされた。後に阪神同期入団する二塁手は…

  5. 10

    永野芽郁の二股不倫疑惑で露呈した所属事務所のガバナンス不全…沢尻エリカ以来の大ピンチ!