石破新首相ウソ重ね、新たな裏切りのニオイぷんぷん…持論「党首討論は最低2時間」もウヤムヤ

公開日: 更新日:

「国民の納得と共感を得られる政治を実践する」──。石破首相は4日、就任後初の所信表明演説でそう強調したが、早くも国民の間に不信感を招いている。「党内野党」として異色を放っていた威勢の良さはどこへやら、手のひら返しのオンパレードだ。

  ◇  ◇  ◇

 9日の衆院解散に向け、与野党は臨時国会の審議日程をめぐり綱引き。衆参両院の予算委員会の代わりに党首討論を開いてお茶を濁そうとする自民党に対し、立憲民主党など野党4党は不十分だと反発していた。

 結局、4日の自民・立憲両国対委員長会談で予算委見送りと9日の党首討論開催が決定。党首討論は通例45分間だが、「延長して十分な質疑時間を確保すること」を条件に引き続き協議する。

 自民は党首討論を1時間に延長する案を検討しているものの、これではとても「十分」と言えない。何を隠そう、石破首相本人が「党首討論は最低2時間」を訴えているのだ。

 今年6月19日、約3年ぶりに開催された岸田内閣初の党首討論。約45分で終わった煮え切らない論戦から9日後、石破氏は自身のブログで〈この開催頻度の少なさと時間の短さは一体何なのでしょう〉〈まともな討論にならない〉などと苦言を呈し、こう力説していた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」