岸田前首相の「自民党に力を」連呼に国民ソッポ…“自民単独過半数割れ”の現実味いよいよ増す

公開日: 更新日:

 全国各地で自民党候補の応援演説に回る岸田前首相は連日、X(旧ツイッター)を更新。多用している言葉が「自民党に力を与えて」「私たちに力を」というフレーズなのだが、SNS上では《自民党に力を与えた結果が今の荒廃した日本社会》《自民党に力を与えたら、せっせと裏金作っていた》《自民に力を与えるとロクなもんじゃないことがハッキリした》……などと総ツッコミ状態なのだ。

 旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の問題や派閥の裏金問題は、もともとは岸田前首相がきちんと対応せず、石破新総裁に丸投げして詰み越した課題だ。岸田前首相は総理総裁として「最も力があった」にもかかわらず、何もしなかったわけで、今さら「私たちに力を与えて」と訴えたところで国民は鼻白むだけ。理解が得られるはずはないだろう。

  ◇  ◇  ◇

 裏金総選挙の投開票日まで1週間。●関連記事【もっと読む】『与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】』【さらに読む】『自民が東京・神奈川で大苦戦…下村元文科相、甘利元幹事長が落選危機、裏金前職は7人中6人が劣勢』を取り上げている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ