大学准教授がすすめる「年賀状のしまい方」出す方も受け取る方も“負担のない”ポイントは?

公開日: 更新日:

 15日から年賀状の受け付けが始まったが、ここ数年は、さまざまな理由から送るのをやめる「年賀状じまい」の人が増えている。

■年々増加し企業の5割近くも

 帝国データバンクが今月6~10日に行った企業へのネット調査(有効回答数1339社)によると、すでに49.4%が年賀状を送るのをやめたと回答した。背景には年賀ハガキの値上げや事務作業の削減、環境保護といったSDGsの観点などが関係しているという。

 著書に「後悔しない『年賀状終活』のすすめ」がある東海大学健康マネジメント学科准教授の澤岡詩野氏が、近年の年賀状じまいの風潮について説明する。

「私は高齢者の方の研究をしていますが、6~7年前ぐらいから年齢を理由に気力、体力がなくなったので年賀状じまいをする人の話を耳にするようになりました。また、コミュニケーション手段が多様化する中、ハガキではなくLINEで年賀状を出しても“失礼じゃない”という風潮も相まり、コロナ禍ごろからは年代を問わず急速に年賀状じまいをする人が増えていったように感じます」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは