2025年度共通テスト出願者は7年ぶり増加 私立では新推薦入試で志願者増の東洋大に注目

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 早稲田大では、政治経済学部の21年入試一般選抜で共通テストの数学を必須にしたため、私大文系専願受験生が敬遠し志願者が激減した。25年入試でも、人気のある社会科学部と人間科学部の一般選抜の科目で共通テストを必須とした。両学部ともに志願者の減少は避けられないだろう。

 しかし、大学当局は「早稲田でも一応受けるか」という記念受験組が減少するだけで、全体の合格者レベルは変わらないと考えているようだ。ただ選抜方法で、学部間の入試科目の相違が目立ち、早稲田大に多かった学内併願は減るであろう。

 また、東洋大・大東文化大などで新規に実施した「学科試験重視、併願可」の推薦型・総合型(新推薦型)が注目されている。従来の推薦型は高校の学校長の推薦が条件で相互信頼の前提があるため専願が建前であり、学科試験は形だけの場合が多かった。一方、関西圏の中堅私大の推薦では併願可能というパターンは珍しくなかった。しかし2025年度入試から東京圏でも、「学科試験重視、併願可」が出てきたのだ。

 年内に合格を確保した上で、さらに上位校の一般選抜に挑戦する受験生は多い。東洋大の新推薦型、全学部578人の募集に志願者約2万人、倍率35倍の人気となった。ワンランク上の「GMARCH」(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)クラスの併願安全校として、滑り止め候補になったであろう。半面、日東駒専(日本・東洋・駒澤、専修)の各一般選抜の志願者減につながる可能性がある。

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