3連休の中日、7.20海の日に参院選は「国民民主党潰し」と識者…若者の投票を遠ざける歪んだ日程

公開日: 更新日:

 連休中日は石破自民に不利のはずだが、明大教授の井田正道氏(計量政治学)はこう指摘する。

「自民から若年層の支持を奪っているのが、国民民主です。『103万円の壁』引き上げが若者に響き、直近の世論調査では20代、30代の支持率が全政党でトップに立った結果もある。多くの若者が3連休を満喫すれば、中日の投開票は国民民主にとって圧倒的に不利。国民民主の躍進潰しの効果はありそうです」

 石破首相は「党内野党」の頃は民主政治の王道を歩む雰囲気だったが、有権者の投票を遠ざける歪んだ選挙日程をのむのか。本紙も通常なら3連休最後の月曜は休刊日。選挙翌日の稼ぎ時を奪われたら、いい迷惑である。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択