「徳の湯」サウナは温度計が振り切れる熱さで耳までヒリヒリ。7分でギブ

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徳の湯(東白楽)

 東急東横線東白楽駅西口から信号を渡ってすぐにある銭湯「徳の湯」は1953年創業。券売機で入浴料+サウナ代630円、タオルセット代150円を購入し、フロントに座る3代目・土佐広介さんに券を渡し、サ室のキーを受け取った。

「浴場は日替わりで、男湯は奇数日が1階“市の湯”、偶数日の2階“仁の湯”は木曽桧風呂が楽しめます」と3代目。その日は市の湯で、「仁の湯よりサ室が少し狭い分、高温ですよ」と笑う奥さま。それは楽しみ。脱衣場で服を脱いだら、浴場にお邪魔しま~す。

 洗い場で体を清めたら、まず白湯の内湯にザブン。42度。いい湯加減です。正面を見上げると、富士山のペンキ画がすがすがしいっス。湯になじんだところで、ジェットコーナーなども堪能しましょう。

 冷水枕つきポイントマッサージ3床は背中や太もも、ふくらはぎにボボボボ、バイブラの冷水枕つき座風呂2床、苦手な電気風呂はビリビリ強めでパスしたら、水深120センチの歩行風呂っス。超音波ジェット水流を受けながら竹割りタイルを踏むと、イテテテぇ。足ツボが刺激されまくり。

 浴場のぶら下がりバーで懸垂に励む若者がいたり、五輪メダリストの柔道選手も常連だったりして、メタボな59歳は露天にGO。季節によって温度が変わる岩風呂は43度。あ~、ポッカポカ。サウナの準備万端デス。

 ドアを開けると、ハーブの香りがフワリ。105度設定の室内は、2年前に張り替えたヒノキ造りL字2段ベンチが遠赤外線ガスヒーターを囲んでいます。定員10人。上段にどっこいしょ。

 ヒーター横のテレビをボーッとながめながら汗を流すと、輻射熱がガッツリ熱くて、深い鼻呼吸ができない。あぢぃ~。ふと温度計を見ると、おいおい、熱波で壊れたのか針が振り切れちゃってるよ。12分計2分ほどで汗がたらーり、5分で滝汗状態。ジリッジリッとした熱で耳までヒリヒリしてきて、7分でフラフラと退室っス。

 正面の水風呂でかけ水してザブンすっと、どっひゃー、肌を刺すキンキンの冷たさがタマランチ会長。チラーなしの12度は、いつもなら楽勝なのに、汗腺がキューッと締まるぅ~。

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