キャベツ“再高騰”はいつ収まるのか…葉物野菜の異常な高値で「3倍値」に逆戻り

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 物価高で家計が厳しい中、キャベツが再び高騰している。いったん下がった価格が、また上がっているのだ。東京都中央卸売市場におけるキャベツの価格は、今月第3週は平年比200%ほどで推移していたのに、先週から徐々に値上がりし、22日には282%と3倍近い値段にまで上がっている。白菜の値上がりも目立つ。同市場における価格動向は、18日に409%を記録。22日時点では343%だったが、価格上昇に拍車がかかっている形だ。

 葉物野菜高騰の原因を、農水省園芸作物課の担当者に聞いた。

「キャベツは昨年夏の猛暑や、冬季の低温少雨の影響で小玉傾向になり、流通量が回復していません。キャベツの値段が上がったため、それにつられて白菜も、キャベツの代替品としての需要が高まり、さらに冬季の少雨による生育不良も重なって品薄気味になっています。白菜については、3月から春白菜の出荷が始まり、今後は鍋物需要も減るため、徐々に価格が落ち着いてくるはずです。一方で、値下がり傾向にあったキャベツが先週から再び値上がりした理由は分かっておらず、原因を特定中です」

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