著者のコラム一覧
相澤冬樹ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

加藤財務相が森友文書開示を明言 雅子さんは「真実が明らかになるなら、政権に利用されてもいい」

公開日: 更新日:

【2】赤木俊夫さんが改ざんの経緯を記した文書で、すでに開示されている通称「赤木ファイル」の他に、俊夫さんが取りまとめていたと思われる文書を6月上旬をメドに開示する。

【3】財務省の職員個人の手控えと思われるものも開示し、主要な文書を1年以内に開示するよう努力する。

 公にされていない交渉記録など、新事実がいくつも含まれている。森友事件を長年追及し、この日の委員会にも出席した立憲民主党の川内博史衆議院議員は雅子さんに語った。

「高額療養費の問題などを強引に押し切って予算を成立させたので、それを薄めるため、同じ日に森友の情報開示では前向きな姿勢を見せたんでしょう」

「2度目の開示が6月というのもミソですね。参院選の直前ですから、政権に利用されているんですよ」

 雅子さんは答えた。

「確かに利用されているのかもしれません。でも私はそれでもいいんです」

 それで真実が明らかになるなら、利用させてあげてもいい。だから肝心な文書を隠さず出してほしい。例えば、改ざんが始まる直前に当時の菅官房長官が財務省の佐川宣寿理財局長らを官邸などに呼んで話した内容。職員の手控えが残っているはずだ。

■3月は夫の命日と誕生日

 あと1カ月で何が出るのだろう。折しも3月7日は俊夫さんの命日、そして28日は誕生日だ。62歳になるはずだった。それまでに文書が出てくれば、いいプレゼントになるはずだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元EXILE黒木啓司がLDHを離れたワケ…妻のド派手すぎるセレブ生活が遠因か

  2. 2

    侍J捕手・中村悠平らが“NPBルール改変”を提言 「日本ガラパゴス野球」では勝てない現実

  3. 3

    高市首相の“悪態答弁”にSNSで批判殺到! 共産&れいわの質問に「不貞腐れたガキレベル」の横柄さだった理由

  4. 4

    議員会館でも身体重ね…“不倫男”松本文科相は辞任秒読み! 虚偽答弁疑惑に「コメント控える」連発の卑劣

  5. 5

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  1. 6

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  2. 7

    菊池風磨も認めるtimelesz“タイプロバブル” YouTubeなしテレビ主戦場…独自路線の成否

  3. 8

    小祝さくらは当落線上…全米女子オープンを目指す国内組「予選免除」争いの熾烈

  4. 9

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  5. 10

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた