著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

慶応幼稚舎も早稲田実業初等部も「小学校入試はまだ間に合う」 “今やるべきこと&やったらダメ”なこと

公開日: 更新日:

早実初等部vs慶応幼稚舎(8)

 慶応幼稚舎、早稲田実業初等部ともに入試本番までの期間が半年を切った。「ここからが勝負。今から小学校受験を目指そうという家庭でも十分間に合う」と後押しするのは幼児教室経営者。講師時代も含め、半世紀近く業界に身を置き、お受験事情は熟知している。11月初めの入試日まで、どんな準備が必要なのか。「入試でポイントになるのは両校とも『絵画・制作』です。ただし、そのアプローチはだいぶ異なる」(同経営者)という。

 幼稚舎の場合は、テスター(試験官)の話を聞いて、工作したり絵を描く。「指示の内容を理解することは必要だが、その通り再現すればOKというものではない」と話すのは幼稚舎関係者だ。

「もっとも問われるのは子どもの感性であり、発想の自由さ。テスターをいかに感嘆させられるかが重要になってくる」

 芸能人の子どもが合格するケースがよく報告されているが、「そうした家庭は感受性が育つ環境が整っている」とこの関係者は推察。さらにこう続ける。

「幼稚舎は芸能人の子弟を受け入れるだけでなく、才気あふれるタレントも数多く輩出している。つまり、この学校に合格するのはそうした素質を持った児童だともいえる」

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明