止まらない狂乱物価高が石破自民の参院選を直撃! 7月の食品値上げ「昨年の5倍」に庶民は悲鳴
「特に為替は不安定。トランプ米大統領の鶴の一声で円安が進みかねません。中東情勢の影響で原油高が進み、エネルギー価格高騰の再燃も懸念されます」(飯島大介氏)
2025年通年の値上げ公表分はすでに1万8697品目にのぼり、2年ぶりの年間2万品目突破は確実。早ければ7月中にも到達する。今後の動向次第では値上げラッシュが本格化した22年(2万5768品目)の水準に並ぶ可能性があるという。
■「給付2万円じゃどうにもならん」
この「食品値上げ5倍」のニュースにネット上では「いつまで続くの?」「給付2万円じゃどうにもならん」と悲鳴が上がっているが、これに慌てているのは石破自民党だ。参院選公示(3日)は目前。執行部は物価高対策をめぐり、野党が訴えている「消費税減税」をポピュリズムだと批判するのに必死だが、自公の打ち出した「現金給付」は評判が悪い。止まらぬ狂乱物価高は、参院選で間違いなく自民党を直撃する。
「自民党にマイナスになるでしょうし、マイナスにしなきゃいけない。食料品が高くて買えないというのは切実な問題です。物価高と生活苦が続くのは自公政権の失策。責任を問われなければおかしい」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)