不要になったペット用品は動物病院に託す
その事情を知るかかりつけの方はいつも不要なタオルを持ってきてくださいます。とてもありがたいことです。読者の方も不要なタオルがあればかかりつけの動物病院に持参するとよいでしょう。ただし、企業体の場合はこのような消耗品を業者と契約していることもあり、使い古しのタオルの使用はイメージ戦略から嫌がられるかもしれません。
ほかにもかかりつけの方からのいただき物があります。たとえば、介護用のオムツやペットシーツです。ペットシーツは毎日のように使用し、オムツはシニアで必要になったときのサイズ合わせに多種類を保持していることがとても役立ちます。
成猫になっても使用できる大きな高さのある組み立てケージをいただいたこともありました。年配のかかりつけの方が愛猫を看取って、「もう飼うことはない」ということから、最後のかかりつけであった私に託してくださったものです。
子猫ちゃんの里親さんを募集してうまく見つかると、しばらくの間、逸脱防止や留守中のトラブル防止でケージを貸し出すことがよくあります。子猫ちゃんの引き取りの際にお話しすると、ケージも一緒に引き受けてくださいました。年配の方は「思い出の品をどなたか使っていただけたら」との思いで私に託してくださっただけに、思いがつながったことがうれしい限りです。ホームセンターなどでは1万円ほどのものでしたが、もちろん費用はいただいていません。