酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

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ベテラン来場者の暑さ対策は?

 約30分で歩き切ったが、既にグッタリ。大屋根リング下に下り、日陰で一呼吸おいて、今度は会場内の「地上」を歩いた。話題の「2億円トイレ」など飽きることなく回れたが、やはり暑い……。持参した気温計は35度をさしている。

 皆、どう暑さ対策しているのか。大屋根リング下でビニールシートを敷き、休憩していた40代男女に話を聞いた。応対してくれた女性は凍らせた500ミリリットルのペットボトルを持参。あと「日傘はマスト」だそう。名古屋から、この日で5回目の来場だという。男性は暑さで参っているのか、目を閉じたままグッタリとしていた。

 会場付近に住む60代女性は実に12回目の来場だそうで、「列に並んでいる間の休憩用に折りたたみイスがあると楽」と教えてくれた。大阪・吹田市の60代夫婦は「ワークマン」の暑熱軽減ウエア「エックスシェルター」で全身を固めているという。

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