銚子漁港のイワシ水揚げ量は前年の1890倍!「黒潮大蛇行」が終息で食欲の秋は豊漁の予感

公開日: 更新日:

 海流の“異変”で、他の魚介類の豊漁も期待できるのか。

「実は、太平洋側におけるスルメイカの漁況も好調です。東シナ海で産卵後、生まれた子は黒潮に乗って成長して主な漁場である北海道東部や青森から茨城にかけての海域にやってくる。しかし最近は大蛇行の影響で漁場にうまく流れてこなかった。数を減らしていた可能性がありましたが、今では大蛇行の終息による資源数の回復も考えられるようになりました」(同前)

「食欲の秋」はこれからが本番。今年は安くておいしい魚をたらふく食べられる期待大だ。

  ◇  ◇  ◇

 秋の味覚サンマ漁も好調だ。●関連記事【もっと読む】『サンマ初水揚げが例年の2.6倍、デカさも話題に…では豊漁はシーズン通して続くのか?』で詳しく報じている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?