銚子漁港のイワシ水揚げ量は前年の1890倍!「黒潮大蛇行」が終息で食欲の秋は豊漁の予感
海流の“異変”で、他の魚介類の豊漁も期待できるのか。
「実は、太平洋側におけるスルメイカの漁況も好調です。東シナ海で産卵後、生まれた子は黒潮に乗って成長して主な漁場である北海道東部や青森から茨城にかけての海域にやってくる。しかし最近は大蛇行の影響で漁場にうまく流れてこなかった。数を減らしていた可能性がありましたが、今では大蛇行の終息による資源数の回復も考えられるようになりました」(同前)
「食欲の秋」はこれからが本番。今年は安くておいしい魚をたらふく食べられる期待大だ。
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秋の味覚サンマ漁も好調だ。●関連記事【もっと読む】『サンマ初水揚げが例年の2.6倍、デカさも話題に…では豊漁はシーズン通して続くのか?』で詳しく報じている。