「積水ハウス」が男性育休取得率100%を達成できた理由
顧客や同僚に迷惑はかからないのか?
「取得計画書という、事前に上司やメンバーと業務の引き継ぎをおこなうツールを活用しています。育休をきっかけに業務の棚卸しをすることで、属人化の解消や人材育成にもつながっています。また、お客さまからも『家族を大切にしている営業マンに自分の家づくりをお願いしたい』などポジティブに受け止めていただいていることが多いです」(前出の担当者)
同時に男性の育休取得を社会全体に広めたいという思いから、賛同する企業・団体と「IKUKYU.PJT」を実施。今年は174もの企業・団体が賛同している。
積水ハウスが“火付け役”となって、男性が育休を取る・取らないのレベルではなく、取った方が仕事にもプラスという考えになるといい。