大変なのは私だけじゃん! 夫婦喧嘩の元「妻ばっかり家事負担」を賢く解決する4つの方法
家事をしない夫への3つの不満
家事って、細かいものを挙げたら本当にキリがないほどたくさんありますよね。最近では共働きの家庭も増えているので、今までのように妻ばかりに家事が集中してしまっては、夫婦関係も悪くなってしまいます。でも、男性に家事を頼むと余計ケンカの種になるケースも…。
(コクハク編集部では夫婦にまつわるエピソードを多数ご紹介してきました。そのなかから「家事の分担」についてピックアップしてお届けします)
まずは、全く家事をしない夫に妻はどんな時に不満を感じているのでしょうか。
1. 手伝う気が全くない
主婦に休日はありません。土日も掃除や料理に追われているのに、夫がソファーで寛いでいてイラッ!
呑気にNetflix鑑賞やゲームを楽しんでいる姿を見て、「こんなに忙しいのに、全く手伝おうとしない!」と不満を貯めこんでいます。
【読まれています】なぜ『鬼滅の刃』は心に響く?ボロボロだった女が“ある台詞”で救われた話「雷に打たれたような衝撃でした」
2. 片づけない
「夫が自分のものを片付けない」とモヤモヤしている専業主婦も、それはもう多いです。
自分の部屋を散らかすならまだしも、リビングに趣味の釣り道具やらギターなんかを持ち込み、出しっぱなしにされるから腹が立つのだとか。頑張って片付けているこっちの身にもなって!
3. 仕事を増やす
たまに気が向いて「手伝おうか」と家事をする夫もいます。でも、配膳すれば味噌汁をこぼし、洗い物をすれば食器を割り…。
「逆に家事を増やされてるんだけど!」とムカつきが蓄積することになります。
変えられるかも! 円満な家事分担のコツ4つ
「うちの夫はもう絶対に家事をしないんだ」と諦めるのはまだ早いですよ! 4つのコツを意識して、効率的に家事を分担させれば夫も変わるかも?
1. 家事分担を「表」にして見える化する
まずは、日常や定期的な家事を表にして、お互いの負担を見える化してみましょう。
家事を負担することに消極的だった夫も、細かい家事まで書き出せば負担の偏りに気持ちも変わるでしょう。
2. 得意不得意に合わせる
家事を分担する際は、得意不得意に合わせて選ぶようにしましょう。少しでもストレスなくできる家事を選んだほうが長続きします。
両方が苦手でやりたくない家事は、定期的に担当を交代すると不満も発生しにくくなるのでおすすめです。
3.「メインの家事」と「名も無い家事」を分ける
家事には、料理や洗濯、洗い物などの毎日行う「メインの家事」のほかに、テーブルを拭く、シャンプーを補充する、スポンジを交換するなどの細かい「名も無い家事」が無数にあります。
名も無い家事は、分担するまでもない小さなものだからこそ、家事に慣れている妻に負担が行きがち。まずは、メインの家事をしっかり分担したら、名も無い家事もできる範囲で分担できるといいですね。
まずは小さな一歩から!
多くの夫婦が、家事分担で喧嘩をしているように思います。でも、家事の見える化で負担を明確にすれば、まず夫の意識が変わるでしょう。
そして、相手の家事のやり方を尊重して、褒めながら伸ばすことで、日常生活がもっとラクになるはず! まずは小さな一歩から始めてみませんか。
(2023年の初出を元に再構成)
(コクハク編集部)