“締め切り”まで残り3試合…国内女子ツアー終盤戦はアメリカ挑戦を懸け熾烈極める
今シーズンの優勝者とメルセデスランクや賞金ランクの上位者しか出場できない最終戦を除けば、今年の女子ツアーも今大会を含めてあと10試合。米女子ツアー挑戦を視野に入れる選手には残されている時間は少ない。
10月7日時点で世界ランク75位以内なら同ツアーの最終予選会(12月)を受けられる。ということは、「締め切り」まであと3試合しかない。来季、米ツアーでプレーを考えている桑木志帆(22)は、現在75位。「来年からでも行きたい」というルーキーの入谷響(19)は96位。入谷と同じくルーキー優勝を飾った荒木優菜(20)は65位。「将来は米ツアーへ行ってみたい」というから、プロ1年目で予選会にチャレンジしても不思議ではない。
ツアー関係者が言う。
「現在メルセデスランク1位で世界ランク68位の佐久間朱利(22)は、米ツアー挑戦を公言はしていないが、ジャンボ尾崎に指導を受ける同門の笹生優花(24)や西郷真央(23)は海外メジャーに勝ち、今季は米下部ツアーでプレーしている原英莉花(26)も来季からレギュラーツアーへ昇格が決まった。刺激にならないはずがない。すでに、その気になっているかもしれません」