世界初の投稿型図鑑「WEB魚図鑑」を開発した山出氏「釣りは生活の一部でした」
釣った場所によっても千差万別
──14年にはこれも日本初の魚判定アプリ「魚みっけ」をリリース。WEB魚図鑑も含め、利用者の反響は?
「さまざまな声がありますが、意外なところでは研究者の利用が多いですね。知識のデータベースとして、論文などの参考にもされている。普通の魚図鑑だと、1種類1枚のイラストや写真しかない。それがWEB魚図鑑だと、ものによっては1種類で100枚以上の写真がある。魚は個体差が激しく、釣った場所によっても千差万別(写真①)。幼魚と成魚で形が異なるケースも珍しくない」