小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

公開日: 更新日:

あふれていた“怒りよりも情”

 店を替えても、出てくる意見に大差はない。

「学歴詐称疑惑の田久保伊東市長よりマシじゃない?」

「普通なら『やりました、ごめんなさい』って謝るほうが楽なのに、認めないってことは本当にエッチしてないのでは」

 小川市長を悪く言う声はついぞ聞こえてこず、「アキラちゃん」の愛称の浸透度合いに驚かされた。締めに立ち寄ったバーの店主も、どこか達観していた。

「ラブホを会議室代わりに使うのも、アリだと思いますよ。私もコロナ禍のときは、お客さんたちと葉巻を吸うためだけにラブホに集まっていましたし。最近は女子会プランもあるくらいで、使い方は無限大。『ラブホ=性行為の場』っていう考え方は時代遅れですよ」

 群馬の常識は都心よりもアップデートされているのかもしれない。さらにこう続ける。

「(前回市長選で自民推薦の現職を破った)アキラちゃんはハメられたと思っています。群馬は自民の地盤で敵も多いから。ここで辞めずに市政を変えてほしい」

 ことの真相は分からない。だが、あふれていたのは怒りよりも情だった。不特定多数が集うネット民と、前橋の夜の街との間には大きな乖離があるようなのだ。 

(取材・文=杉田帆崇/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった